大会長挨拶

 
大会長挨拶

大会長挨拶

予想を超えた感染症の蔓延、激変する地球環境や社会問題など多くの課題を抱えたこの時代は、今後の地球史においても大きな転換期を迎えた時代として刻み込まれるに違いありません。このような背景の中で様々な動物種が繁栄する地球を守る獣医師の役割は益々重要になってきており、人々の生活を支える獣医学は現在あるいは未来において極めて重要な学術分野であり続けます。

第166回日本獣医学会学術集会は、そのテーマを「地球を守る獣医学」として、獣医学教育、食の安全、感染症対策等に関する企画等を立ち上げ、獣医学がこれまで貢献してきた数々の功績を踏まえて、これから何をすべきか、将来の時代を見据えて何をすべきかを共有し議論する場としたいと考えております。また、獣医学が果たすべき役割を社会へ発信する場として市民公開講座を設け、メディア等で取り上げられている酪農と生乳需給についての話題に加え、高校生の発表による獣医学サイエンスフォーラムを企画し高校生にも獣医学の現状と未来を考えてもらえる良い機会となればと考えております。

日本獣医学会の学術集会の歴史をさかのぼりますと、東京農工大学主催の予定でありました第155回集会が東日本大震災のため中止となりましたが、ここに第166回集会を改めて開催できることを大変感慨深く思っております。奮ってのご参加をよろしくお願い申し上げます。